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■会誌『茶書研究』のご紹介 |
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茶書研究 第十三号 116頁 令和6年6月発行
利休を中心とする逸話集『細川三斎(忠興)茶事物語』、江岑宗左や随流斎の聞書『茶湯秘書』、宗偏流傍系に伝来した『織部流茶道書』の翻刻、『宗湛日記』の小早川秀俊(秀秋)祝言記事、松屋の記録『茶道四祖伝書』の原形を復元する論文等を収録。
【史料】
『細川三斎茶事物語』〔翻刻〕茶書研究会〔解題〕廣田吉崇
『織部流茶道書』〔翻刻・解題〕廣田吉崇八尾嘉男
『茶湯秘書』〔翻刻・解題〕五福伊八郎
【論文】
「『宗湛日記』文禄三年十二月朔日の小早川秀俊祝言の記事について」 中村修也
「「茶道四祖伝書」成立に関する一試論ー宮帯文庫蔵『松屋日記』の紹介ー」 宮脇真彦
【新刊紹介】
福原 透『細川三斎―「天下一みぢかき人」の実像―』 山田哲也
齋藤康彦『益田鈍翁―近代数寄者の大巨頭―』 岡 宏憲
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■ 『茶書研究』バックナンバーのご紹介 |
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茶書研究 第第十二号 138頁 令和5年9月発行
家康の遺品「駿府御分物」の紀州徳川家に関する新史料をはじめ、玄々斎宗室の側近による記録『雑記集』の翻刻、秀忠・家光等の御成、高山右近の茶の湯、秀吉の肥前名護屋城の茶室などの論文・研究ノートを収録。
【掲載内容】
【史料】
『雑記集』(翻刻・解題)八尾嘉男(監修)筒井紘一
「解題にかえて ある玄々斎高弟による明治初年の日記『雑記集』の紹介」八尾嘉男
【寄稿】
「徳川将軍の御成」原 史彦
【論文】
「高山右近の茶の湯」中村修也
【研究ノート】
「『今井宗及茶湯書抜』下巻 異本の出現―『古織書茶之湯留』について―」宮脇真彦
「伊予西条松平家の御分物・御譲物」矢野 環
「豊臣秀吉の竹茶室」宮下玄覇
【新刊紹介】
熊倉功夫解題『石州流大口樵翁茶書』 筒井紘一
宮下玄覇編『徳川将軍家・御三家・御三卿旧蔵品総覧』 矢野 環
神津朝夫『「山上宗二記」と茶人宗二』 依田 徹
山田哲也編『茶書古典集成3 宗及茶湯日記[天王寺屋会記]他会記』・
同『茶書古典集成4 宗及茶湯日記[天王寺屋会記]自会記』 廣田吉崇
谷端昭夫編『茶書古典集成6 利休の茶書』 櫻本香織
熊倉功夫「益田鈍翁旧蔵品目録 益田鈍翁関係資料 その(一)」、
『MIHO MUSEUM研究紀要』(第二二号、二〇二二年) 八尾嘉男
永松 実『長崎代官 末次平蔵の研究―「闕所御拂帳」を中心に』 岡 宏憲
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茶書研究 第十一号 138頁 令和4年6月発行
豊臣秀吉の伏見城の口切茶会、徳川秀忠の古田織部邸御成といった史料をはじめ、「利休百会記」の多数の写本を系統学的に検討した論考〔矢野 環〕の他、茶の湯論序説〔中村修也〕、待合の成立と展開などの論文・研究ノートを収録。
【掲載内容】
【史料】
『慶長十七年古田織部邸御成茶会記』(翻刻)宮下玄覇・中西亮介 (解題)宮脇真彦
『台子之次第』(翻刻)茶書研究会 (解題)廣田吉崇
『和泉草 十』(翻刻・解題)廣田吉崇
『文禄二年閏九月秀吉茶会記』(翻刻)宮下玄覇・中西亮介 (解題)宮脇真彦
「『天正十八年毛利亭御成記』追補 宮脇真彦
【論文】
「『利休百会記』の内容と系統学的検討」 矢野 環
「待合の成立と展開―三重露地の「堂」を手がかりに―」 中村 幸
【研究ノート】
「「茶の湯」論序説」 中村修也
『茶道四祖伝書』に見える「大服」「小服」について 八尾嘉男
【新刊紹介】
筒井紘一 編『茶書古典集成11 南方録と立花実山茶書』 八尾嘉男
谷 晃 編『茶書古典集成13 茶話と逸話』 依田 徹
熊倉功夫『現代語訳 茶道四祖伝書 利休伝・織部伝・三斎伝・宗甫伝』 八尾嘉男
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茶書研究 第十号 172頁 令和3年7月発行
豊臣秀吉の毛利輝元邸御成の様子がわかる史料(図入り)、寛永十七年(1640)徳川家光の紀伊頼宣邸御成の座敷飾りの精緻な図面、小堀遠州(近江小室藩)の道具帳〔藤田恒春〕、本能寺の変前日の信長茶会〔中村修也〕の論文などを収録。
【掲載内容】
【史料】
『天正十八年毛利亭御成記』〔翻刻〕中西亮介・宮脇真彦〔解題〕宮脇真彦
『寛永十七年紀伊家御成御飾之覚』〔翻刻〕茶書研究会〔解題〕廣田吉崇
『小室藩道具蔵帳 二』〔翻刻・解題〕藤田恒春
『珠光一紙目録』〔翻刻〕茶書研究会〔解題〕廣田吉崇
『和泉草 九』〔翻刻〕廣田吉崇
『茶之湯三伝集 四』〔翻刻〕茶書研究会
『旁求茶会記 二』〔翻刻〕中村修也
【研究ノート】
「天正十年六月一日の信長茶会」 中村修也
【新刊紹介】
筒井紘一編『茶書古典集成』5「神屋宗湛日記」 岡 宏憲
永井晋編『金沢文庫古文書 喫茶関係編年資料集』 八尾嘉男
石州流茶道茶書研究会編『石州流生花三百ケ條』 廣田吉崇
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茶書研究 第九号 168頁 令和2年9月発行
四大茶会記の一つ『今井宗久茶湯日記抜書』が偽書であることを決定づけた初の論文(神津朝夫)、新発見秀吉(8点)・家康(2点)など戦国武将がデザインした風炉(茶道具)の型紙(66点)、ほか八代将軍足利義政の書院飾り、利休・織部・遠州の点前(台子含む/図117点)などを収録。
【掲載内容】
【史料】
「土風炉切形 控」「古田織部流八十一ヶ条口伝抄」〔翻刻・解題〕廣田吉崇
「旁求茶会記」〔翻刻〕中村修也、「茶之湯三伝集」〔翻刻〕茶書研究会、「和泉草」
【論文・研究ノート】
「『今井宗久茶湯日記抜書』の正体」 神津朝夫
「『茶湯紹利織伝』に関する考察」 五福伊八郎
「“りんてつ釜”について」中村修也
【新刊紹介】
川上宗雪 監修・谷晃 著『不白筆記』『川上不白茶会記集』 神津朝夫
高橋忠彦・神津朝夫 編『茶書古典集成』1.「初期の和漢茶書」 八尾嘉男
茶道資料館 監修『今日庵文庫本 三冊名物紀 影印・翻刻』 木塚久仁子
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茶書研究 第八号 168頁 令和元年5月発行
新発見 利休好みの風炉(ふろ/茶道具)の図面2点をはじめ、秀吉の毛利邸への御成(おなり)の様子がわかる記録、新発表の「秀吉茶会記」、小堀遠州家の道具帳など、茶の湯に関わる貴重な新出史料を満載!
【掲載内容】
【史料】
「利休作 土風炉(どぶろ)切形」 〔解題〕宮下玄覇 ※千利休作の切形の本歌5点を解説
『(毛利輝元)座敷本餝(ほんかざり)之次第』 〔解題〕宮脇真彦
『旁求(ぼうぎゅう)茶会記 拾遺』 〔解題〕岡 宏憲
『小室藩(小堀家)道具蔵帳』 〔解題〕藤田恒春
『茶之湯三伝集』(利休・織部・遠州) 〔解題〕廣田吉崇
【研究ノート】
『山上宗二記』所載の趙昌筆「花の絵」中村修也
『(井伊)直弼流の茶の湯のその後』廣田吉崇
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茶書研究 第七号 152頁 平成30年6月発行
【掲載内容】
史料 『天正六年茶湯記』〔翻刻・解題〕竹本千鶴
史料 『明暦大火焼失柳営御道具・刀剣目録』〔翻刻〕宮脇真彦・宮下玄覇・中西亮介〔解題〕宮脇真彦
史料 『茶湯由来記』〔翻刻〕櫻本香織・廣田吉崇〔解題〕櫻本香織
史料 『江月和尚茶湯物語之記』〔翻刻〕宮脇真彦〔解題〕岡宏憲
史料 『和泉草 六』〔翻刻〕將積祝子・魚住啓子・益本和子・宮脇真彦
史料 『亭主振の巻』『客振の巻』〔翻刻・解題〕廣田吉崇
論文 『松屋会記』の信憑性について 中村修也
研究ノート 新たなる茶書コレクション―宮帯文庫 原口鉄哉
茶書紹介 白嵜顕成著『茶湯百亭百会』 神谷勝広
新刊紹介 クリステン・スーラック著『MTMJ―日本らしさと茶道』 廣田吉崇
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茶書研究 第六号 152頁 平成29年6月15日発行
【掲載内容】
史料 『もしほ草』 翻刻 茶書研究会 解題 廣田吉崇
史料 『前大徳江月和尚茶湯之記』 翻刻・解題 岡 宏憲
史料 『和泉草 四・五』 翻刻 將積祝子 魚住啓子 益本和子
史料 『古織流茶道主客一日草』 翻刻 中西亮介 宮脇真彦 湯浅 孝 解題 廣田吉崇
史料 『茶道講演』『茶道講義二・三・四』 翻刻・解題 廣田吉崇
研究ノート 新発見の津田宗及筆信長茶会記 宮下玄覇
茶書紹介 『不昧公名物茶會記・不昧侯茶會記・大圓庵茶器扣』 米澤義光
新刊紹介 原田茂弘 著『茶書は語る』 岡本文音
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茶書研究 第五号 84頁 平成28年6月23日発行
【掲載内容】
史料 『江月和尚茶湯記』翻刻 茶書研究会 解題 宮脇真彦
史料 『和泉草』 翻刻 室 庸子・谷中孝子・魚住啓子
史料 久田宗悦「女手前掟書」 翻刻・解題 廣田吉崇
研究ノート 成就院宛『山上宗二記』 影山純夫
研究ノート 『豊臣御数寄屋記録』の史料的価値 宮下玄覇
茶書紹介 『片桐石州茶書』 廣田吉崇
茶書紹介 『大圓菴様御一代御茶事記』 米澤義光
活動記録/『茶書研究』投稿規定/会 則/編集後記
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茶書研究 第四号 106頁 平成27年7月28日発行
【掲載内容】
史料『秀次公御茶湯記』翻刻:茶書研究会 監修・解題:筒井紘一
史料『和泉草』 翻刻:将積祝子・神田喜久子 監修:筒井紘一 解題:将積祝子
研究ノート 近衞家熙の茶の湯と掛物 緑川明憲
茶書紹介 『御茶湯之記 予楽院近衞家熈の茶会記』 川崎佐知子
茶書紹介 『松平不昧公茶会記二題』 米澤義光
新刊紹介 今日庵文庫『茶道文化研究』第七輯 特集 宗湛日記
活動記録/役員/『茶書研究』投稿規定/会則/編集後記
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茶書研究 第三号 46頁 平成26年6月発行
【掲載内容】
史料 『茶人古語』 翻刻 茶書研究会 監修・解題 筒井紘一
研究ノート 七ツ台と数の台 神津朝夫
研究ノート 鳥取藩茶道役と林家 岡 宏憲
新刊紹介 今日庵文庫『茶道文化研究』第六輯 特集 山上宗二記 八尾嘉男
活動記録/役員/『茶書研究』投稿規定/会則/編集後記
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茶書研究 第二号 90頁 平成25年6月5日発行
【掲載内容】
史料 『公方様御茶会記』解題 筒井紘一 翻刻 茶書研究会
研究ノート 『烹雪集』の基礎研究 神津朝夫
研究ノート 小堀遠州の茶会と「雪舟」 深谷信子
茶書展回顧 二回の茶書展 公益財団法人 五島美術館 学芸部長 名児耶明
茶書展回顧 「茶書の世界」展 茶道資料館 福館長 筒井紘一
茶書展回顧 開館十周年記念企画展 茶書百珍 齋田記念館 鍵谷眞由美
茶書展回顧 加賀上級武士の茶会記 前田土佐守家資料館 学芸員 竹松幸香
茶書紹介 『茶道望月集』『藤村庸軒流茶書』 白嵜顕成
新刊紹介 依田徹編『十三松堂茶会記 正木直彦の茶の湯日記』 八尾嘉男
活動記録/役員/『茶書研究』投稿規定/会則/編集後記
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茶書研究 創刊号・第一号 50頁 平成24年6月16日発行
【掲載内容】
巻頭言 創刊にあたって 筒井紘一
史料 『烹雪集』監修・解題 筒井紘一 翻刻 宮帯出版社編集部
研究ノート 『南方録』と千家 神津朝夫
研究ノート 最初の版行茶書は『古織伝』 宮下玄覇
茶書紹介 『茶譜』 谷 晃
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■ 『茶書研究』原稿募集 |
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『茶書研究』は、茶書の翻刻と研究を通してより深く茶の湯の世界を理解することを目指す研究誌です。 主な内容は、未公刊の茶書の翻刻と解題、茶書・茶会記・消息に関する研究論文です。 奮ってご応募ください。締切は毎年2月末日です。
茶書研究会 |
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『茶書研究』投稿規定
①内容は、茶書・茶会記を対象とした未発表の論考に限る(論文/研究ノート/史料紹介〔茶書・茶会記・消息〕/翻刻〔茶書・茶会記・消息〕/書評〔茶書関係図書〕)。
②枚数は、論文・研究ノートは400字×30枚以内、史料紹介は15枚以内、翻刻は史料に拠る/書評は5枚以内。
③原則としてデジタルデータ(Unicode text ファイル)で入稿する。
④応募に際しては、かならず以下の情報を添える。
氏名・住所(〒)・電話・FAX・メールアドレス・所属
⑤投稿資格は、原則として茶書研究会会員とする。但し、投稿と同時に入会希望と見なすことができる。
⑥応募原稿は、査読を経て掲載が決定される。掲載されない原稿のデータは削除する。
⑦査読の結果、掲載される場合でも、何らかの修正依頼をする場合がある。
⑧応募原稿に対する掲載料は発生しない。ただし、記事の内容に応じて掲載誌3~10部の献本がある。
⑨応募締切:毎年2月末日(刊行:6月)
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