書籍に関する豆知識
■仕上がり頁数と原稿量の目安
名 称 頁 数 原稿用紙換算枚数 適  用
四六判 200頁前後 約300枚 小説・歌集・随筆・追悼集など
A5判 200頁前後 約400枚 歌集・文集など
B5判 200頁前後 約500枚 社史・記念誌・図録・紀要など
  ※字組み(行間・字間・フォントサイズなど)を変えることによって、ある程度の増減は、可能です。
■冊子サイズについて ※代表的な書籍の規格サイズです
名 称 規格・サイズ 特   徴       
四六判 127×188mm いわゆる単行本のサイズ。一番スタンダードな大きさ。出版物で一番多いのがこのタイプです。
A6判 105×148mm いわゆる文庫本のサイズ。ポケットにも入る小型本で、キャリアブルなのが特徴です。紙は薄めの書籍用紙を使用しています。
B40判 103×182mm いわゆる新書本のサイズ。
A5判 148×210mm 四六判よりひとまわり大きい、月刊文芸誌のサイズです。
B5判 182×257mm 週刊誌大のサイズ。会議・研究誌・社内報といったニュース性のあるものに向いています。
A4判 210×297mm 美術書・写真集・目録・カタログ・絵本などに使われる、比較的大きなサイズです。
  ※この他、上記以外に希望のサイズがある場合は事前にご相談ください。
■製本の種類について ※製本には大きく分類すると下記の3種類があります。
上製本 ハードカバーとも呼ばれます。高級感と耐久性に優れています。表紙に布を使用(布クロス装)する場合は、題字やロゴは金か銀の箔でプレスして印字(箔押し)します。
並製本(無線綴じ) ソフトカバーとも呼ばれます。書籍の中では一番多いのが、この製本方式です。
中綴じ 真ん中に針金で綴じる方式です。雑誌・リーフレット・カタログなどパンフレット類に多く使用されます。上製本に付くような函(ケース)をつけることも可能です。
■本の各部の名称
見返し 表紙の裏と本文との間に補強的に使われている、本文と表紙を繋ぎ止める役目をする紙です。何も印刷しないのが基本です。
本のタイトル、著者名、出版社名などを明示する最初のページ。見返しの次にきます。
まえがき 本のコンセプトや協力してくれた家族や友人に対することばを入れます。
もくじ 目次(章立て・節・見出し)は本の内容の題目を、書かれている順番に記すもの。
中 扉 本文の内容が独立した編・章から成り立つ場合の区切りのページです。ページの多い本は、中扉を入れて読者の便宜を図ります。
本 文 目次や奥付以外の本の中身のこと。
あとがき 「跋(ばつ)」とも言い、文章末尾に添える文章のこと。
索 引 本文中の重要語句、術語、地名等をあいうえお順に列記し、該当するページを示します。
奥 付 書名・発行日・定価・著者名・発行者名・印刷所などを明記した巻末ページのことで、印行ともいいます。奥付の上部に著者のプロフィールを通常は入れます。
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