寛正年間に著された古刀期刀剣研究の集大成!
初の現代語訳!
四千五百人に及ぶ刀工の詳細な系図と一千を超える鮮明な茎の写しを掲載し解説。
鎌田魚妙(かまた なたえ)は安永から寛政にかけての刀剣研究の第一人者。安永八年に出版された『慶長以来新刀辨疑』は増補・改訂し、明治期にも出版されている。本著『本朝鍛冶考』も寛政八年初版から同十二年の再販版、嘉永四年、明治二十九年の補刻版などが発行され、両書ともに当時のベストセラーである。
○訳者紹介
内藤 久男(ないとう ひさお)
1951年 東京都生まれ。
1975年 日本大学大学院卒業。
(一財)社会通信教育協会生涯学習2級インストラクター(古文書)
(公財)日本美術刀剣保存協会会員
著書:
『江戸時代の生活便利帳』(幻冬舎 2014年)
『慶長以来新刀辨疑現代語訳』(里文出版 2018年)
A5判 並製 上巻 504頁