目黒、青山、白金台から白山、七面山の霊山巡りまで、龍神に導かれた主人公たちと辿る「日本の魂」を探る旅。現代アートとともに舞台はスイスのバーゼル、そしてヴェネツィアまで広がる。人物造形と会話の妙も際立つ長編小説。
【目次】第一章 くくりの会/第三章 「足利義明とその子にあり」/第六章 過去世の母/第九章 七面天女/第十章 天空を飛ぶ龍/第十二章 玉依姫命in玉前神社
○著者 敦賀信弥(つるが しんや)
富山県氷見市生まれ、明治大学商学部卒業。現代美術ファン。著書:2017年『天秀尼 豊臣家最後の姫』、2019年『異聞 信長転生』、2021年『予知夢の恋』をミヤオビパブリッシングより刊行。
四六判 上製 390頁