御開帳記念出版
心のふるさと 善光寺のすべて
はじめに
「おらが善光寺」という庶民性 田中 欣一
序 章
「カミ」になった「ホトケ」 秘仏信仰の本質 山折 哲雄
常夜灯の明り 別役 実
優しい善光寺 倉嶋 厚
第1章
善光寺創建とその時代 信州大学 教授 牛山 佳幸
第2章
中世善光寺の伽藍 火災と再建事業を通して見る 牛山 佳幸
第3章
善光寺絵伝の語るもの 奈良・平安時代の善光寺縁起 長野県立歴史館総合情報課課長 福島 正樹
第4章
庶民の大寺 国立歴史民俗博物館 教授 井原 今朝男
第5章
善光寺信仰を広めた聖たち 井原 今朝男
第6章
武将たちと善光寺 原田 和彦
第7章
善光寺本堂の造営 その構造に秘められた意匠を探る 長野市伝統環境保存審議委員会長 相原 史哉
第8章
善光寺への道 歩く宗教の時代 民俗・日本思想史家 田中 欣一
第9章
文芸に登場する善光寺 信州大学名誉教授 滝澤 貞男
第10章
善光寺信仰と善光寺町の形成 東京学芸大学名誉教授 市川 健夫
第11章
善光寺のご開帳と出開帳 善光寺鏡然坊住職 若麻績 修英
第12章
「光と闇」 出会いの寺 自他不二の心 善光寺淵之坊住職 若麻績 侑孝
第13章
説話、伝説からみた善光寺 詩人・児童文学者 高橋 忠治
第14章
善光寺三門の平成の大修復成る 文化財建造物保存技術協会大阪支部副支部長 稲葉 敦
A4判/上製/256頁