吉村 淑甫 著
龍馬の幼なじみの饅頭屋・近藤長次郎の本格評伝。
龍馬の片腕であり、長州藩の軍備近代化を早め、龍馬の夢の一翼を担った男が、なぜ悲劇的最期を遂げたのか。
その真実に迫る―。
【掲載内容】
第一章 学問始め
第二章 河田小龍の斡旋
第三章 安積艮斎塾
第四章 藤陰略話
第五章 勝塾生となる
第六章 佐幕と勤皇
第七章 海軍始め
第八章 結婚
第九章 瑞山と龍馬
第十章 神戸海軍塾
第十一章 羅針盤傾斜
第十二章 奔命する孤独者たち
第十三章 死途
【著者について】
吉村 淑甫
大正九年高知県生まれ。
高知新聞社、高知市民図書館調査室、高知市文化振興財団を経て、現在、高知県立歴史民族資料館館長。
著書に『鯨海酔侯山内容堂』(新潮社)などがある。
四六判 304頁 並製