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図書新聞 第3053号(2012年3月10日)
宮下玄覇 著
院政期に伊勢平氏と河内源氏という武家棟梁の家に生まれ、同世代であった清盛と義朝。鋭敏にして繊細なる清盛、剛胆にして直情なる義朝。時代は二人を、紅蓮の戦火へ引きずり込んでいく。武勇、勲功、討死、梟首……と、生死の狭間で火花を散らし、躍動したライバルの生きざまに迫る。
河内源氏のなりたちから、坂東での成長、保元・平治の乱を経て、義朝没後の遺児頼朝による鎌倉幕府の成立まで、源家盛衰の軌跡をたどる。
【掲載内容】
序 章 対決前史、武門の登場
第一章 義朝の青年期
第二章 戦いの第一ラウンド~保元の乱~
第三章 戦いの第一ラウンド~平治の乱~
第四章 源家の復興
A5判 230頁