謎多き戦国武将、前田慶次郎の実像に迫る渾身の人物評伝発売。
原哲夫氏の『花の慶次』で一躍世間の人気沸騰!
秀吉の前で猿まねをして人々の度肝を抜いた逸話など、時の権力者をも揶揄する爽快感!
直江兼続との友情など話題性に欠かない内容満載の時機を得た初の伝記ここにあり!
【掲載内容】
(一)謎多き人物
(二)荒子前田氏
(三)信長と利家
(四)前田家の「光」と「影」
(五)利久・利家兄弟の和解
(六)慶次郎の出奔
(七)陸奥会津へ
(八)関ヶ原合戦
(九)慶長九年「豊国臨時祭」
(一〇)「いたずら者」慶次郎
(一一)終焉と子供たち
【著者について】
1952年金沢市生まれ。東洋大学大学院修士課程修了(日本史学専攻)。
角川文化振興財団で地名辞典の編纂に従事。現在、北國総合研究所研究員。前金沢星稜大学非常勤講師、戦国史研究会々員。
編著書に『中世九州相良氏関係文書集』〔文献出版刊〕、著書に『槍の又左・前田利家―加賀百万石の胎動―』『肥後相良氏一族』〔以上、新人物往来社刊〕、『前田利家』(人物歴史丸ごとガイド)、『古文書も読めるくずし字辞典』〔学研刊〕、共著に『角川日本地名大辞典』(茨城・石川・熊本ほか)、『石川県姓氏家系大辞典』『富山県姓氏家系大辞典』〔以上角川書店刊〕、『戦国合戦大事典』『戦国大名閨閥事典』『上杉謙信大事典』『直江兼続大事典』『前田利家のすべて』『佐々成政のすべて』『大谷刑部のすべて』『島左近のすべて』『新編上杉謙信のすべて』、『野望!武将たちの関ケ原』(別冊歴史読本)『直江兼続の生涯』(同)〔以上、新人物往来社〕、『前田利家と戦国四十人』、『薩摩の群像』『図説縄張のすべて』(歴史群像シリーズ)〔以上、学研刊〕、『ビジュアル戦国一〇〇〇人』〔世界文化社刊〕、『利家とまつに学ぶ』『おもしろ金沢学』〔北國新聞出版局〕ほか多数。また「一個人」〔KKベストセラーズ〕特別編集号「戦国武将の知略と生き様」に、傾奇者に関する記事も寄稿。
次のメディアで紹介されました!
『北國新聞』日曜版10面(読書欄) (2009年10月4日)
『歴史群像スペシャル』No.4(学習研究社) (2009年11月)
『京都新聞』11面(読書欄) (2009年11月15日)
「幕末と戦国 このとき義を貫いた」(朝日新聞出版) (2010年1月4日)
四六判/332頁/並製