バチカン ローマ法王、高山右近を福者に認定!
次の媒体で紹介されました!
「京都民報」2014年4月27日号
中西裕樹 編
本書は数十年ぶりに発刊された待望の高山右近研究書です。
2016年1月22日にバチカン(ローマ法王庁)は戦国大名の高山右近を「聖人」に次ぐ「福者」に認定した、と発表しました。帰天401年にして念願の福者に列福され、今あらためて高山右近が注目されています。
高山右近は、自らの信仰を貫き海外で客死した日本史上を代表するキリシタン大名で、今も多くの人を惹きつけている。
本書は、戦国時代から近世初頭の歴史研究の成果に、右近と周辺の人々の姿を探り、ゆかりの遺跡発掘など最新情報を集大成。高山右近への新視点を探る。
目 次
序章 総論
高山右近への視点………………………中西裕樹
第1章 高山右近と武家権力
三好長慶・松永久秀と高山氏……………天野忠幸
織田信長・豊臣秀吉と高山右近…………中西裕樹
加賀前田家と高山右近…………………木越隆三
第2章 高山右近とキリシタン大名の周辺
蒲生氏郷と黒田官兵衛…………………中西裕樹
小西行長…………………………………鳥津亮二
内藤如安…………………………………福島克彦
浮田休閑…………………………………大西泰正
第3章 高山右近をめぐる遺跡の調査
高槻城とキリシタン墓地…………………髙橋公一
船上城跡…………………………………稲原昭嘉
金沢城惣構跡……………………………向井裕知
高岡城……………………………………仁ヶ竹亮介
第4章 文化からみた高山右近
茶湯………………………………………神津朝夫
A5判 並製 256頁・グラビアカラー8頁