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「中外日報」2016年1月8日号
深澤光佐子著
明治初期、若き天皇の名代をつとめた知られざる皇族の生涯。天皇を世襲できる伏見宮家の長子に生まれながら、寺へ入ることを運命づけられて波乱と失意の前半生を送るが、幕末・維新の混乱期に政治の表舞台に登場。天皇の信頼篤く、外交官として明治初期外交の最前線で活躍。引退後は天皇の名代として京都人の心の拠りどころとなる。山階宮晃親王の玄孫による書き下ろし。
〈目 次〉
序
1 宮家について
2 宮家の子ども
3 勧修寺相続
4 出奔事件
5 還俗までのいきさつ
6 国政に参画
7 外国事務総督としての仕事
8 門跡制度に対する意見
9 京都へ戻られて
10 京都にて天皇の名代を務めた行事
11 明治天皇とのご関係
12 住まい
13 伝統芸能等の復興にご尽力
14 晃親王のお人柄
15 ご妻子
16 山階宮家の経済的状況
17 遺言と葬儀について
18 晃親王と関わりの深い寺
19 晃親王の生涯
終わりに
四六判 並製 240頁