甲冑鑑定家 井伊達夫 著
戦国武将の甲冑には、後世に作られ、所用の伝承を付与されたもの――つまり偽物が珍しくない。中には昭和期に製作された鎧もある。
本書は、著者が偽物と鑑定した、全国の有名博物館・美術館に所蔵されている約30点の甲冑について、鑑定の根拠と実際の制作年代を解説する。
業界のタブーに挑戦する、衝撃の一冊!
付録に不出世の甲冑研究家 山上八郎の手紙を全文公開!
【著者プロフィール】
井伊達夫、1942年生まれ。
戦国時代の甲冑鑑定の第一人者。
旧与板藩主井伊家十八代。
「京都井伊美術館」館長。
著書『赤備え』など多数。
四六判・350頁・並製