『舞姫』がコインの表とするならば、「エリスの物語」はその裏にあたる小説である。
「エリスの物語」は、森鷗外作品『舞姫』をエリスを中心にして描いた作品である。『舞姫』の主要な部分は、太田豊太郎の手記という体裁をとっており、従って、豊太郎の視点から描かれたものであるのに対して、「エリスの物語」は、エリスサイドの物語となる。
『舞姫』の雰囲気に留意した「現代語訳」付き。
明治の文豪が残した名作にふれながら、もう一度甘美の世界を……。
著者 真堂 彬(しんどう あきら)
1956年、長野県生まれ。
1980年、慶應義塾大学法学部卒業。
東京の会計専門学校講師を経て、フリーライターとなる。
著書
『テラⅢ世ガイドブック』 エーアイ出版株式会社 (1987/04)
『新松トレーニングブック』 株式会社翔泳社 (1988/05)
『初めての人のMS-DOS入門』 株式会社西東社 (1990/04)
『入門dCARD』 エーアイ出版株式会社 (1991/04)
『らくしてわかる一太郎Ver.5入門編・実用編・活用編』 日刊工業新聞社 (1993/08・11・1994/03)
『遊・名人'94BOOK〔葉書印刷版〕』 ソフトバンク株式会社 (1993/11)
『Excel Ver.5 for Windows すぐに使えるフォーム実例集』 明日香出版社 (1994/12)
『Windows CE2.0ビギナーズガイド』 株式会社カットシステム (1998/10) 等、多数。
四六判 上製 200頁