次の媒体で紹介されました!
「出版ニュース」2017年1月下旬号
「茶の湯」第514号
「知音」2016年12月号
「茶華道ニュース」2016年11月15日号
明治・大正・昭和を豪快に生きた寅次郎的人生の楽しみ方とは──
トルコで最も有名な日本人 山田寅次郎宗有の稀有な人生。
近代建築の巨人伊東忠太と夥しい書簡を交わし、明治の文豪幸田露伴とは青春をともにして小説のモデルにもなり、エルトゥールル号遭難事件を機に、国交のなかったオスマン帝国皇帝に日本文化を伝え、日土文化交流の礎を築く。実業家としては三島製紙役員、日土貿易協會の創設メンバーで、茶道では茶道宗偏流第八世家元であった。
山田寅次郎研究会(ワタリウム美術館) 編
【内容 目次】
序(和多利 月子)
第一部 山田寅次郎の生涯と事業
海を渡った祖父山田寅次郎(和多利月子)
山田寅次郎の軌跡―日本・トルコ関係史の一側面(長場 紘)
山田寅次郎とトルコ・タバコ(坂本 勉)
茶道宗偏流山田宗有(山田宗偏)
第二部 山田寅次郎と幸田露伴・伊東忠太・大谷光瑞
山田寅次郎と幸田露伴―若き日の交遊(出口智之)
伊東忠太のオスマン帝国旅行と山田寅次郎(ジラルデッリ青木美由紀)
山田寅次郎と大谷光瑞―日本とトルコの初期関係史における両者の役割(ヤマンラール水野美奈子)
山田寅次郎宗有略年譜(和多利月子編)
宗偏流八世家元襲名披露茶会記
出版によせて(和多利月子)
四六判 並製 320ページ(口絵8ページ)