―15才の私にとって、そのときの感激は今まで感じたことのないものでした。
「やれば、こんな難しい問題も解けるんだ」と、何回も心の中で叫んでいました。
これから受験勉強をしようとしている高校生のなかで、「数学があまり得意でない」「数学を何とかモノにしたい」と感じている人に、大いに参考になる本です。
【内容】
はじめに
第1章 「高校数学日本一」の意味
第2章 私が実践した数学の勉強方法
第3章 読者の疑問とそれに対する私の考え
第4章 その後技術者として ―生かされた高校時代の頑張り
第5章 おわりに
あとがき
【著者】
実盛川 健(さねもりがわ けん)
本名、川井正彦(かわい まさひこ)。
1943(昭和18)年、徳島県鳴門市で生まれる。
1959年、鳴門市立鳴門第一中学校卒業。
1962年、徳島県立鳴門高等学校卒業。
1966年、京都大学工学部金属加工学科卒業。
1968年、京都大学大学院工学研究科修士課程修了。同年、東洋アルミニウム(株)入社。
1979年、在職中にイギリスのアルキャン研究所に1年間研究者として留学。
1992(平成4)年、三菱アルミニウム(株)へ転職。
2004年、三菱アルミニウム(株)定年退職。
2005年、軽金属学会に提出した論文「電解コンデンサ用高純度アルミニウム箔の表面組織とエッチング挙動」により同学会論文賞を受賞。
会社勤務時代に出願した特許件数は約60件。
現在、奈良県生駒郡在住。
A5判 並製 94頁