著者三十数年におよぶ抹茶茶碗の蒐集品を紙上鑑定。良いモノなのかダメなのか、その鑑定結果も公開!
茶碗はすべてオールカラー。実寸も付す。
骨董掘り出し物の醍醐味とは?
二束三文で売られているモノの中にお宝がまぎれているかも知れません。
【内容】
はじめに
コラム
ガラクタ茶碗の楽しみ方/
伏見に生を受け/
高麗茶碗に心奪われ/
高くついた授業料/
ガラクタ市は宝の山?/
井戸茶碗の謎に関する一考察/
「弘法さん」の賑わいを行く・・・他
迷碗・凡碗紹介
高麗茶碗/私物茶碗/自作茶碗
おわりに
【著者】
初田 幸隆(はつだ ゆきたか)
1956(昭和30)年、京都市伏見区に生まれる。京都市の公立中学校にて理科教諭および京都市教育委員会での勤務を経て、清水焼の地元にある小中一貫校「東山開睛館」の開校に携わる。
2011年、同校が開校し、初代校長に就任。現在、京都教育大学教職キャリア高度化センターに勤務して後進の指導にあたっている。
30代半ばより陶磁器に興味を持つようになり、おもに茶碗・酒器の蒐集を始めて現在に至る。京都府宇治市在住。
A5判 上製 128頁