宮帯出版社/商品詳細 松永久秀 歪められた戦国の“梟雄”の実像 天野忠幸 編
書籍
ISBN：
978-4-8016-0057-7
松永久秀 歪められた戦国の“梟雄”の実像 天野忠幸 編
販売価格(税込)：
3,850
円
次の媒体で紹介されました!
「朝日新聞」2017年8月17日号
「読売新聞」2017年7月13日号
「歴史群像」2017年8月号
「朝日新聞」2017年6月26日号
「産経新聞」2017年6月21日号
「茶の湯」第519号
逸話で歪められた人物像を払拭する最新研究の成果!
戦国時代当時の史料に基づき、真の久秀像を提示する。
戦国時代の"下克上"の風潮を代表する人物であり、すぐに謀反を起こす義理人情のかけらもない人物・・・いわゆる"三悪"の逸話とともに、松永久秀にはこうした悪評がつきまとう。
しかし、実際には足利義輝も殺しておらず、大仏焼失も敵陣攻撃以上の意味を持たない。主君・三好長慶には、謀反どころか専横な振る舞いすらなく忠義を尽くした。
さらに久秀は、天守を中心とした城郭建築の第一人者であり、茶人としては武野紹鴎に師事し、名物を多数所持していた。
本書では、最新研究の成果に基づき、久秀が三好長慶の政権下とその後の畿内で果たした役割を明らかにするとともに、史実にも続く新たな人物像を提示する。
【本書の論文執筆者】
中西裕樹/高橋成計/藤本誉博/神田裕理/田中信司/田中慶治/福島克彦/長澤伸樹/中川貴皓/
神津朝夫/河内将芳/ 長塚 孝/萩原大輔/木下 聡/弓倉弘年/森脇崇文/天野忠幸
【主な内容】(収録した論文のタイトル)
序 章 松永久秀の再評価
第1章 久秀を取り巻く人々 (久秀の出自と末裔/久秀の時代と堺/久秀と将軍足利義輝他)
第2章 久秀の城郭と城下町 (大和多聞山城研究の成果と課題/久秀と楽市/久秀と信貫山城)
第3章 久秀と戦国の文化 (久秀と茶の湯/久秀と法華宗)
付 録 (松永久秀年譜/関係人物略伝/関連史跡/花押集/参考文献)
※畿内だけでなく「各地の下克上」についても言及!
(関東足利氏と小田原北条氏/陶晴賢の乱と大内氏/斎藤道三・一色義龍親子と美濃支配/安見宗房と管領家畠山氏/宇喜多直家)
菊判 並製 368頁(カラー口絵8頁)
関連商品
 大坂の陣 豊臣方人物事典北川央 監修 柏木輝久 著 |  徳川家康 その政治と文化・芸能笠谷和比古 編 |
 秀吉に天下を獲らせた男 黒田官兵衛本山一城 著 |  真田より活躍した男 毛利勝永今福匡 著 |
 戦国の肥前と龍造寺隆信川副義敦 著 |  北条氏康の子供たち黒田基樹・浅倉直美 編 |
 顕如 信長も恐れた「本願寺」宗主の実像金龍静・木越祐馨 編 |  義に生きたもう一人の武将 石田三成三池純正 著 |
 立花宗茂 将軍相伴衆としての後半生岡宏憲 著 |  戦国のいたずら者 前田慶次郎池田公一 著 |
 真田信繁 ～「日本一の兵」幸村の意地と叛骨～三池純正 著 |  上杉景虎 謙信後継を狙った反主流派の盟主今福匡 著 |
 平清盛安田元久 著 |  清盛が最も恐れた男 源義朝宮下玄覇 著 |
 武田・上杉・真田氏の合戦笹本正治 著 |  新解釈 関ヶ原合戦の真実 脚色された天下分け目の戦い白峰旬 著 |
 直江兼続の新研究花ヶ前盛明 監修 花ヶ前盛明・青木昭博 他著 |  信濃の戦国武将たち笹本正治 著 |
 桜田門外ノ変 時代を動かした幕末の脱藩士黒沢賢一 著 |  信濃武士 ～鎌倉幕府を創った人々～宮下玄覇 著 |
 のぼうの姫 秀吉の妻となった甲斐姫の実像三池純正 著 |  疾き雲のごとく ～早雲と戦国黎明の男たち～伊東潤 著 |
 かぶき者 ─織田頼長と猪熊教利─古田織部美術館 編 |
Copyright(C)2010 宮帯出版社 all rights reserved.