アマテラスの血は新しい容れ物に入れられて、日本中に拡がり、多くの日本人がアマテラスの血を受ける……。
【内容】
はじめに 今なぜアマテラスか
1 砂山と泥海の日本列島
2 アマツカミ族がやってきた
3 高天原のオオヒルメが「稲作国家」を目指した
4 出雲のスセリヒメが「雲の国」に泣いた
5 筑紫のトヨタマヒメが「塩と灰の国」に沈んだ
6 大和のモモソヒメが「稲の国」を拓いた
7 浪速のオキナガタラシヒメが「鉄の国」を建てた
8 伊勢のヤマトヒメたちが「木の国」を創った
むすび アマテラスは甦るか
【著者】
上田 篤(うえだ あつし)
建築学者・建築家・文明評論家
1930年大阪生まれ
元建設技官
元大阪大学工学部環境工学科教授
元京都大学人文科学研究所客員教授
元上田篤都市建築研究所長
元総合研究開発機構理事
京都精華大学名誉教授
社叢学会顧問
国際縄文学協会顧問
四六判 上製 350頁