橋口 新一郎 著
「日本にはまだまだ多くの危機に瀕した伝統技術がある。
それを絶やすわけにはいかない」 ――本書「あとがき」より
□ボール紙とベニヤの茶室 ―京都国立近代美術館にて
□和紙の茶室|蔡庵 ―奈良・西大寺
□織物の茶室|霞庵 ―下鴨神社・糺の森
■全文英訳付き
【著者】
橋口 新一郎 (はしぐち しんいちろう)
建築家。1972年大阪生まれ。近畿大学大学院修了後、出江寛に師事。
2000年、株式会社橋口建築研究所を設立。
日本の伝統的な技術や感性に着目し、次々と茶室を発表、国内外で高い評価を得ている。
代表作に「織物の茶室」「姫嶋神社・参集殿」、著書に「にほんのあらたなてしごと」がある。
グッドデザイン賞、アジアデザイン賞、AACA賞優秀賞など多数受賞。
A4変形判 並製 80頁 定価3,000円+税