中川原 德仁 著
半世紀以上にわたって、政治学の分野に鋭い論法で切り込んだ異端のリベラル派、中川原 德仁。
その業績を再認識する!!
【第一巻 内容一覧】
第一部 帝国主義研究
帝国主義研究への道
帝国主義の理論―古典と現代―
帝国主義復活の概念
帝国主義復活と勢力圏の問題
帝国主義論の基本視角
野呂栄太郎の帝国主義論~批判的考察
第二部 国家論
現代資本主義国家論
チリ革命と国家移行形態
書評論文現代革命の位相と統一戦線政府論~影山日出弥著『国家イデオロギー論』を評す
野呂・猪俣論―国家論をめぐって―
野呂栄太郎の「基本的矛盾」論~批判的考察
【著者】
中川原 德仁 (なかがわら のりひと)
1932年3月1日 長崎県対馬厳原町(現・対馬市)出生。
九州大学法学部・同大学院にて政治学専攻。
1966~1987年 東京経済大学助教授・教授。
1976~1978年 ウィーン留学。
1979年 松隈姓より中川原姓へ。
1987~2002年 久留米大学法学部教授。
2002~2007年 久留米大学特任教授。
1995~2016年 西日本図書館学会会長。
現在、久留米大学名誉教授・西日本図書館学会顧問・東アジア文化研究所代表。
A5判 上製 468頁 定価2,500円+税