「何故だ!」から始まったナミテントウ虫の観察記録17年!
予想しなかったものを発見する野外観察の醍醐味を伝える一冊。
【内容】
ナミテントウの翅の紋様の多型はどのように維持されるのか、という古くて新しい問題についての考察。
四季折々の自然の姿を追い、繁殖地を探索し、独創的な観察・記録に挑戦し続けること17年。
探す、見る、記録する、考える。発見が新たな不思議を生む自然研究の素晴らしさをオールカラーでお届け。
関連研究機関のみならず、学校・地域図書館必携!
【著者】
木村 滋 (きむら しげる)
1966年東京教育大学(現筑波大学)農学研究科修士課程修了。
同年農林省蚕糸試験場(蚕糸・昆虫農業技術研究所)入所。主として昆虫ホルモンの作用機構の研究に従事。
その後、農林省農林水産技術会議事務局研究調査官、研究開発官、蚕糸・昆虫農業技術研究所遺伝育種部長、企画連絡室長、所長。
退職後、(社)農林水産技術情報協会技術参与などを経て、現在、一般財団法人総合科学研究機構研究員。 農学博士。
著書に「昆虫に学ぶ」、「昆虫バイオ工場」(工業調査会)など。
A5判並製(オールカラー) 150頁 定価1,500円+税