サー・ウォルター・スコット 著
大榎茂行、岡村久子、直野裕子、藤本隆康 訳
『ミドロージャンの心臓』はサー・ウォルター・スコットの小説のなかでも傑作の一つとみなされている。
子殺しの罪に問われて偽証し死刑を宣告された妹。妹の無実を信ずる姉は女王に助命嘆願をするために徒歩の旅に出る。
敬虔なキリスト教徒であった彼女の真実を貫く勇気と深い愛情は女王の心を動かし、妹は釈放される。やがて姉は幸せな生活に入るが妹には不幸な運命が待っていた。
A5判 414ページ 定価3,686円+税