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「月刊アートコレクターズ」2017年5月号
豊臣家唯一の血筋の姫、天秀尼。戦国の世に生まれ、儚くも美しい数奇な一生とは―。
大坂夏の陣で、生き残った秀頼の娘、奈阿姫(天秀尼)は、千姫の養女となり、尼になる条件で命を救われた。
その後、鎌倉東慶寺二十世住持となり、淀の方から受け継いだ極美の体現者としての才能を開花させた。
【内容】
第一章 大坂城落城
第二章 千姫と奈阿姫
第三章 東慶寺
第四章 天秀法泰尼
第五章 観世音菩薩像と鶴岡八幡宮
第六章 天樹院
第七章 駆け込み縁切り寺
第八章 江戸狩野派
第九章 天秀和尚の誕生
第十章 会津騒動
最終章 常寂光土
【著者】
敦賀 信弥(つるが しんや)
富山県氷見市生まれ、明治大学商学部卒業。埼玉県久喜市在住。
室内装飾会社、のち生命保険会社に勤務。現代美術のコレクター。
定年後、これまで関わってきた美術と極めて個人的なスピリチュアル体験を並行して書いた体験的小説『天翔の夢』、『天翔の夢~夢の彼方へ』の二作を書いたことで、小説を書くことの面白さを知る。
『天秀尼 豊臣家最後の姫』は初の時代小説である。
四六判 上製 276頁